ふぁみいろネットワークは
精子提供・卵子提供・代理懐胎など
多様な家族の子どもと親が
心地よく暮らせる社会の実現のために
当事者と研究者などの専門家が
共に活動する団体です。
私たちは、治療の検討段階から治療中、治療後の育児までの長期的な視野の中で、
- 当事者や子どもたちの交流の場を創ること
- 当事者の交流を通して情報を共有し知恵を創り出すこと
- 専門家や社会全般に向けて当事者側からの情報発信を行うこと
この3点を、当事者と研究者から成る運営チームで行っています。




精子提供や卵子提供、代理懐胎など、いろいろな道のりを歩んで家族になった親たち、子どもたち。
あとに続こうとしている仲間たち。
その未来に心を添わせ、ともに守り育む、社会の中の大人たち。
ふぁみいろネットワークは、さまざまな立場で培われる知恵を寄せ合い、未来への希望を紡ぎだすことを目指しています。
私たちは、団体としても、ホームページとしても、まだまだ発展途上です。皆さまの応援とお力添えをお待ちしております。
(共同代表 綾原みなと)
ふぁみいろの目指す未来
① 精子提供・卵子提供・代理懐胎などの多様な家族の生きやすい社会を作ること
② 多様性の良さが広がり、すべての人にとって生きやすい社会を作ること
世界中のすべての人は、自分だけの『色』を持っています。
その全ての色が尊重される世の中が、ふぁみいろの目指す未来です。
マイノリティは別の側面ではマジョリティであったり、マジョリティも別の側面ではマイノリティであったりします。
みんな何処かしら、人と違う個性的な色をもっているのです。
他人の色の違いを尊重できる人は、自分の中に個性的な色を発見した時も、それを慈しむことが出来るのではないでしょうか。
社会の皆が互いの個性的な色を尊重できる世の中になったのならば、マイノリティだけでなくマジョリティにとっても生きやすい世の中に変わるのではないかと感じています。
(共同代表 花未来こと戸井田かおり)
ふぁみいろの活動

ふぁみいろネットワークでは、すべての子どもがありのまま、かけがえのない存在として大切にされる社会、全ての家族が家族として認められ、尊重される社会をつくることを目指して、3つの活動の柱を作りました。
1. 多様な家族のための居場所づくり
いつ、誰と、どのように家族を作るかということは多種多様です。そして、私たちの社会の中には、いろいろな家族があります。
けれども、今の社会では、社会の中の「当たり前」とは違った形で家族を作ろうとしたときに、情報を見つけたり仲間と出会う場所が少ないという現実があります。
ふぁみいろネットワークでは次のような取り組みを通して、多様な家族のための居場所を作っていきます。
- 当事者である親や子どもが集まって、おしゃべりや情報交換をする中でコミュニティを作るふぁみいろ会や、LINEオープンチャット
- 治療や告知を含むさまざまな悩みについて、経験者に個別に相談できるふぁみカフェ
- さまざまな形で家族になった親や子どものアートを展示する、ウェブサイト上のアートギャラリーの開設
- 当事者が知りたい情報を得たり、考えたいことを一緒に考えることのできる勉強会
- 当事者の体験談や思い、声を集めたウェブサイト上のコーナーの開設
多様な家族が尊重される社会をつくるためには、今どのような課題があって、どのような取り組みが必要なのかを知る必要があります。
また、社会の中で多様な家族について関心を持ち、知り、いろいろな選択を身近なものとして感じられる人が増えていけば、どんな人にとっても、もっと生きやすい社会になるはずです。
2. 知の協同創造
ふぁみいろネットワークでは、当事者の声や経験を研究者が丁寧に聞き取ること、研究者が学術的な知識や知恵を当事者に共有していくこと、双方が対等な関係で共に考えることから、一緒に「知」をつくっていくことを目指しています。
3. 家族の多様性に関する地域や社会への情報発信
2の「知の協同創造」を通して得られた知や、関連する情報を、必要としている人に届けたり、より多くの人に伝えたり、それを具体的な社会変革の材料とするために、ふぁみいろネットワークでは、情報発信を行います。
始まったばかりのふぁみいろネットワークには、すでに始まっている取り組みも、これから進めていきたいプロジェクトもあります。皆様のお声、お力添えをお待ちしています。
(共同代表 佐伯英子)
ふぁみいろパンフレット
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